韓国ドラマ「週末のフール」がNetflixにて放送されることが決まりました。
韓国ドラマの「週末のフール」はどんな内容なのでしょう。原作のある作品ですが、原作との違いも気になりますね。主人公は、サブキャラクターたちはどなたが演じるのか。役柄とキャストも含めて「週末のフール」に関する情報をご紹介してまいります。
韓国ドラマですが、原作は日本の伊坂幸太郎さんの作品です。もしかしたらすでに読んだことあるかもしれませんね。
韓国ドラマ「週末のフール」あらすじと原作との違い
韓国ドラマ「週末のフール」あらすじ
我々の生きてきた地球、地球温暖化とかさまざまな問題は起こりつつもまだあと何百年・何千年も変わらず青き星は輝き続けると思われていました。ですがそんな地球の軌道上に小惑星が発見されたのです。このままでは衝突は免れません。
小さいとはいえ、地球に与える影響はかなりのもの。地球は、そして人類は滅びてしまうのです。
NASAの発表によると衝突は280日後。終末を予告され混乱する世の中、それでも残った時間を生き抜こうともがく人々。「週末のフール」はそんな物語です。
韓国を離れ、直接的な衝突被害を受けない地域に逃げ出そうとする人々、それを助けようと全力を尽くすものもいればこのままこの地で最後までといった選択をするもの、大災害を前に我々人類はどういった選択肢を選ぶのでしょうか。
280日後の未来まで、どうやって生きる理由を探していくのでしょう。
原作情報
「週末のフール」、これは伊坂幸太郎さんの同名小説が元となって生まれた作品です。伊坂幸太郎さんは山本周五郎賞に直木賞・柴田錬三郎賞など数々受賞しており、「重力ピエロ」や「グラスホッパー」といった有名作品も生み出した作者が2006年に生み出した作品です。集英社文庫より出版されています。
本棚整理していたら、、
— トキン (@hidetokin) March 19, 2023
単行本は良いとして、
文庫本は2冊もいらんだろ、、
確認しないで買うからこうなるんだな、、ちゃんとしよう、、
#週末のフール pic.twitter.com/SMynnN0Qsb
原作小説とドラマはどこが違うの?
280日後、つまり1年以内には滅亡してしまうというドラマのあらすじと違い小説の「週末のフール」では地球の滅亡は3年後と長くなっています。
とはいえ、期間はどうあれ終末が予定されている状況に変わりはありません。小説の舞台は日本の仙台市、そこにあるアパート団地の住民らの選択肢を描いているお話です。
ドラマでは舞台や大きな設定・キャラクターなど原作と異なる点は何か所も見られます。どういった結末となるのかは不明です。
韓国ドラマの「週末のフール」は「人間レッスン」「マイネーム:偽りと復讐」などNetflixでも話題となった作品を手掛けていたキム・ジンミンさんが監督です。脚本家は「密会」のチョン・ソンジュさん。最強のお二人がタッグを組むことで、伊坂幸太郎さんの生み出した日本の小説「週末のフール」とはまた違った魅力ある作品となるのではないでしょうか。
韓国ドラマ【週末のフールNetflix】役柄とキャスト紹介
Netflix シリーズ
— yuriyan (@yan___yuri) April 29, 2022
"週末のフール"(未定)
原作:伊坂幸太郎 小説「週末のフール」
地球と小惑星の衝突まで残り200日。週末を控えて混乱に陥った世界を生きる人々の予測不可能な物語
アンウンジン、ユアイン、チョンソンウ、キムユンへ#Netflix #韓国ドラマ pic.twitter.com/wT7VL7wlYc
ハ・ユンサン役 ユ・アイン
アメリカの生体工学研究所で研究院をしている男性。恋人が危険地帯である韓国にいることから、彼女の元に戻り終末を迎えようと敢えて安全なアメリカから駆けつけてきました。
ユ・アインさんはアーティストとして、俳優として幅広く活躍されている方です。ドラマだと「密会」「シカゴタイプライター」「地獄が呼んでいる」などの作品に出演されています。
チン・セギョン役 アン・ウンジン
中学校で技術家庭を教えていました。終末が分かると、危険地帯である韓国から離れることなく市役所の児童青少年部にてボランティア活動を行うことにし、子どもたちを守ろうと奮闘を始めます。
アン・ウンジンさんは「賢い医師生活」では先輩医師に片思いしている産婦人科医を演じています。他にも「魔女食堂にいらっしゃい」「一人だけ」「恋人」などに出演、引っ張りだこの人気女優です。「トッケビ」や「シスターズ」で活躍されたキム・ゴウンさんと共に演技を学んでいたとか、すばらしい演技力の持ち主でこの作品でも終末を迎え皆が逃げだす中で一人子どもたちのために奮闘する女性、という難しい役を見事こなしてくれるでしょう。「賢い医師生活」の後、事務所を移籍しユ・アインさんも所属する事務所にやってきました。今回、初共演となります。
ウ・ソンジェ役 チョン・ソンウ
小惑星が衝突し韓国という国が壊滅的な打撃を受けることとなる、とのニュースを聞くや消えてしまった主神父の代わりにと補佐神父となる。さまざま噂や憶測が飛び交い混乱する人々をなだめ、自身もまた気を引き締めながら日々信徒のためにと働く人物。
チョン・ソンウさんはドラマよりもミュージカル俳優として、さまざまな舞台に出演されている方です。その傍らにドラマにも出ており、過去にも「熱血司祭」で神父役を務めました。この時は、この神父は意外な過去を持っているといった設定です。
カン・イナ役 キム・ユネ
小惑星衝突の発表以後、戦闘勤務支援大隊の中隊長として廃墟となった街を駆け回り、まだ残っている方たちへの補給輸送を行ったり治安維持にとパトロールを続ける女性。
キム・ユネさんは「となりの美男」や「君を守る恋」「猟奇的な彼女」などさまざまな作品に出ています。出演作が多いのは、子役から長年この世界でやってきたからです。まだお若いものの演技のプロです。「ヴィンチェンツォ」はNetflixにて独占配信されてますが、立ち退きを拒むビルの住人役をされていました。「週末のフール」とはまた全く違う、振り切った演技がすばらしい。「流れ星」の方はU-NEXTの独占配信となりますが、ここでは芸能人のマネージャー役です。あらゆる役を自分のものとしてきたのです。
?役 キムヨンオク
「イカゲーム」にて主人公の母親役をされていた方、「週末のフール」にも出演されています。現在85歳となる彼女、韓国では最高齢の女優にして現在も精力的に活躍されているのです。Netflixでは他にも「海街チャチャチャ」で長老役などもされてます。
まとめ
「週末のフール」がNetflixにて韓国で公開されるということで、ご紹介しました。2023年の第4四半期から2024年頃に見ることができるようです。日本でも配信されることは分かっていますが、同時配信なのかどうか詳しくは分かっていません。
ただ、現在問題が起きており、もう少し配信まで期日が伸びるかもしれないのです。主要キャストとして選ばれていたユ・アインさんが、常習麻薬服薬疑惑を受けています。ユ・アインさんのシーンの分量を最大限編集によってカットすることで、公開できる形にしようと調整が成されているとか。
原作である伊坂幸太郎さんの「週末のフール」には何の影響もありませんから、本屋に行けば並んでいるでしょう。待っている間、小説版の「週末のフール」をご覧になって予習しておくのも良いかもしれませんね。
平和に暮らしている我々だって、いつどういった事態が起きて地球の終末まであと〇日といったカウントダウンが始まらないとも限りません。ただ混乱し逃げ惑うだけですか。それとも、それでも懸命に生きて残りの人生を全うしようともがくのですか。いろいろと考えさせられる作品となるでしょう。
有名映画監督の手が加わることで、新たな視点から見ることとなるかもしれません。遅くとも2024年には公開されるのではと言われてはいるので、待っているしかありませんね。
Netflixでは他にも、さまざまな作品が公開されています。今回出演のキャストの方々の過去の作品にも大ヒットしたものが多数です。ご覧になってみてはいかがですか。
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